room609’s blog

room609が興味があってやりはじめた事とその結果を報告するブログです。

ここ一週間ほど、潜っていた訳を話します。

どうもroom609@innocenttuneです。

 

今回はイラストも写真も付けません。

 

2/3…節分でもあり祖父の誕生日でもあったこの日に

98歳を迎えてすぐ、祖父が旅立ちました。

 

最後はショートステイ中に大好きなサバを食べてから

お昼寝をしたまま…そう聞きました。

 

心肺停止状態で病院に運ばれた祖父を前に

父親達は最後の宣告を受けました。

 

"98歳と年齢も高い、このまま機械を付けていれば確かに

心臓は動きますが自発的に心臓を動かすことは無理でしょう"

 

相談の末、機械を外すことに同意したと帰ってきました。

 

それから数時間後、祖父が家へと帰ってきました。

 

祖母の時は朝早くだったのと長く入院していたので

ある程度の覚悟をしていましたが今回は突然で…

そこからバタバタと忙しい初七日を送ってきました。

 

祖母の時も思ったことですが、綺麗なんですよ。

まるで本当にただ、いつもの様に晩御飯を終えて眠りについたようで。

いつでも起きてきて、お腹が空いたと言い出しそうで。

 

そんな祖父に最初に壊れたのは父でした。

 

"さぁ、ぴっぴちゃん(祖父)を起こしに行こう"

 

そう言って何度も甥や姪を連れて祖父の祭壇へ向かいました。

 

その傍で静かに壊れていたのは伯母でした。

喪主である伯父も行動が可怪しくて。

 

祖父が荼毘に付された後、

 

"あーあ、これで起こせなくなった…"

 

そう呟いた父に何も言えなくなりました。

 

17年前に亡くなった祖母と祖父はとても仲が良くて

ずっと祖父は祖母にちょっかいを出しては怒られていました。

 

今回の葬儀中にずっと皆の背中を擽る、そんな悪戯な手がありまして

祖父がまたいたずらをして回ってるんじゃないか?と言う話になりました。

祖母は祖父が大好きで時折、近所の人にも嫉妬するくらいだったので

この17年間ずっと祖母は祖父を待っていたのではないか?と。

だから祖母と無事会えた祖父は久々にいたずら心を思い出したのか?と。

 

それと亡くなる数日前から実は家には異変がたくさんあって

それは祖母が知らせてくれていたのではないか?と。

 

一歳の甥と9ヶ月の甥の二人がずっと見えていたらしくて

祖父に向かって愛想を振りまいていたのも葬儀中の思い出です。

祖父は最後までひょうきんで明るい祖父のままでした。

 

遺骨、重かったなぁ…祖母の時より重かった。

 

 

そんな色々あった初七日をやっと終えて今、やっと落ち着きました。

 

49日が終わるまではたぶんウロウロしていたずらしているかも?と

思ったりもしていますがね。