毎年、この時期に言う10代には共感されるが20代以降には恐れられる魔法の言葉。
今週のお題「卒業」
どうもroom609@innocenttuneです。
毎年恒例の卒業、入学シーズン到来ですね。
"桜咲く"
何て綺麗な言葉で彩られる少し暖かく柔らかい季節…
花粉症でしんどい思いをしているとどうしても春が好き!!とは言えず。
目が痛い、痒い、重い!! くしゃみと鼻が辛い!!
とは、たくさん叫べますけど(笑)
とは言え日本人ですので桜を見ると癒やされて心が燥ぎます。
そんなこの季節、この時期に毎年思うし毎年呟いては
年をとったな…老けたな…と思うことがあります。
それは
『中、高校生の3年間はあっと言う間』
です。
思春期、中高の3年間ってその時間を過ごしていた頃は
ものすごく長く感じて早く終らないかな?と思ってました。
毎日同じ繰り返しで制服に包まれ、机に座り、時間割をこなす日々…
それが当たり前にあったからこそ思ってました。
けれど卒業して20歳も過ぎると急速に時間の感覚が変わっていきました。
あの時間に居る時は大人って良いな♪何て軽く考えていたのに
色んなモノが解禁されると同時に学生の自由がなくなっていき
所謂社会ってものを理解し始めます。
遊びだけで生きられるほど甘くはないと。
人生80年のうちのたった3年間しかあなたは中学生じゃない。
人生80年のうちたった3年間しかあなたは高校生でいられない。
そのたった3年間と言う短い時間をどう使うのか?
それだけで人生があっという間に変わっていきます。
同じ様にあなたのその年齢、それはその一年間しか無い。
ずっと17歳では居られないし、ずっと14歳でも居られない。
一日はどんな過ごし方をしても24時間しか無いし、
一年はうるう年じゃなけりゃ365日しかない。
今"しか"ないんだって思うとすごく大事な時間に思えませんか?
大人になって思うのは中高の3年間が大人の20年に匹敵するなって。
時間の流れに対する感覚の違いって一日じゃ分かりづらいけど
大きく年単位で括ると物凄く明快に見えてくる。
中身の濃さも含めて大人と子供ってこんなに違うんだな、と
姪や甥と絡むとよく分かる。
進級まであと何日って数えた時にまだ一ヶ月もあるのか…って
思う姪と一ヶ月したらもう小4になるの!?と成長を思う大人。
震災だってあっという間にもう8年。
ぼーっとしてたらあっという間におじいちゃん、おばぁちゃん。
僕が卒業したいのは今の現状で心が子供のままなこと。
年をとったな、とは思うのに脳みその中身が変わらないから
10代の頃と同じ生活が出来ると思ってしまう情けなさ。
体力ないよ?でもムダ知識は増えてる。
それでも時間は残酷にも進む。
僕の最後はどうなっているんだろう?と、ふと考える事が増えた。
、スーッと行きたいご老人の気持ちが今ならわかる。
ころり観音、効果あるかな?(苦笑)