散歩番組が流行った理由が少しだけ判った気がした、黄砂の昼。
どうもroom609@innocenttuneです。
雪にまみれた先週、本当に春なのか?と疑問に思ってましたが
強風や風の冷たさ以外はちゃんと匂いも春っぽくて
ちょいと浮かれてしまいました。
そんな時、人は無意味に散歩してしまうんですな。
家から遠いところへ行ってみよう♪と何故か思い立ってしまい
じゃあ親戚が引っ越した方面を散歩してみよう♪と歩きまして。
↓こういう神社のある空気の綺麗な所へ。
初詣の時に何度か行ってみたことはあるんですが
イベントごとに物凄い混雑で中々近づけない神社も
こんな日は余裕で近づけちゃいますな。
で、歩いてみて思ったのが車で通り過ぎる時って一瞬で
景色を見ているようで意外と見てないんだなぁと。
ランドマークになりそうな大きな建物とかは目につくけど
看板や小さなモノは大抵見逃していることが多い。
そんな地元民でも気付けない部分を代わりに歩いて見つけてくれる。
こんな所あったんだ!?って言う発見と驚きが結構楽しい。
散歩番組にはそんな発見と驚きにのんびりした空気もあって
BGM的にサラリと見てしまう魔法が掛かってる気がします。
今回の散歩でそんな発見を幾つかしました。
↓例えばこれ。
こんな公園あったの知らなかったよ。
梅が綺麗ですってなってたけど梅の時期たぶん過ぎてると思って
中までは入ってないんですが小高い丘になってるのと
近くにお寺と墓場があるのでその土地かな?と思ってました。
それがまさかの史跡にびっくりさ。
"ちょうめいかん"だと思ってたら"ちょうめいたて"って読むのね。
歴史的には古城だったのが物見岡って書かれていたので
そう思われてたけれど実は出土品から古城だって事がわかったらしい。
城跡に物見岡とか作っちゃいましょうって記述も残ってるので
城主が昔は居たのでしょうが今は不明なんだとか。
↓それともう一つ。
伊達騒動の唯一の生き残りだった方のお墓も発見。
いつも気になってたお寺もこの方の父上が建てたらしく
そこにこの方が葬られています。
伊達騒動、歴史で習わなかったのでこうやって見つけて
調べない限り分からなかった一つです。
こういうのが散歩する事でたくさん見つけられます。
車じゃ一瞬すぎて今までずっと見逃してきましたからね。
実はこの辺りの土地の名前が先の長命と古内って付くので
きっとこの2つの史跡が地名の元なんだろうな…何て事も知れた訳です。
自分が住んでる県の事って意外と何も知らないなと
改めて感じたので今後も好きあらば散歩していこうと思います。